2017年11月5日日曜日

45周年と5周年の記録。


色鮮やかに今日も華を添える。

主役はファッションか、それとも俺たちか。


こんばんは。オヨです。


熱心に毎週スタッフブログを見てくださっている皆様は、

きっと私の出番に

またお前かい!ハマちゃんまだかい!

と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。


最後まで読めば何故この短いスパンで私が今宵担当なのか、

分かるので、どうぞ懲りずにご覧下さい。


今日は私が主役ではありません。




10月は毎日胸がいっぱいだった。


ヘイトから歩いて徒歩3分の一番街の定食屋、

45年夫婦が営むとん水がなんと閉店する事になった。


これが私にとってとんでもない一大ニュースである事は、

この写真を見たら分かるかもしれません。
私が下北で約8年間通い続けたお店です。

過去に何度かこのブログにも書いた事があります。


多い時は毎日昼と晩、

お客さんを連れてよく一緒にお昼も食べに行きました。

スタッフと一緒に初めて御飯食べるとときは、

いつもとん水でした。

オススメがありますか?と聞かれるととん水をおすすめしていました。

ヘイトのお客様にもファンの多い定食屋さんです。

今日は長くなりそうなので、


宜しければご覧ください。


夜遅くの入れ替え作業の日は、みんなでお弁当を頼みました。


風邪を引いた時は、真っ先に行って、

お父さんに雑炊を作ってもらいました。


その昔働いていたスタッフが風邪をひいた時は、

わざわざ家まで届けてくれました。


私がこうして毎日元気に働けるのは、とん水のおかげです。

これほど通っていても、45年も歴史があるので、

私よりも長く通っている方もいらっしゃいます。


ある人は記念にTシャツを作り、

ある人は大きな映画のようなパネルを作りました。


いつも夜の22時以降は、顔見知りの方ばかりでした。

最後の日は食材がなくなり、

ギリギリで滑り込んで食べることが出来ました。

日付が変わる直前にテーブルに並んだ定食は、

いつものように米粒ひとつ残らず頂きました。


閉店後にみんなで団欒。まるで家族のようですね。
ひとみちゃんもそのうちの一人。 


元スタッフのさおりと一緒に働いている時が一番よく来ていました。

歩いて3分〜4分の所に住んでいたので、

閉店後はもっぱらとん水でああでもないこうでもない、

お店の話を永遠にしていました。


お父さんとお母さんは、私たちはいつも一緒だったので、

よく私達の名前を間違えて呼んでしまう程、
最終日は10月29日で閉店ですが、翌日は常連さんが集まったお別れ会。 

みんな二人の事が大好きで、

記念に定食の札をゲット。

私は全部の定食を食べた事がある証にてっぺんを頂きました。笑

テレビの取材にはほとんど断りを入れてしまうし、

サインはほとんど飾られていないけど、

実は著名人もゴロゴロ通うこの店。

ロンブーの亮さんも駆けつけていました。


だけどとん水のいい所は、どんなお偉いさんも、

どんな職業であろうと、お父さんとお母さんを通じて、

関係なく隔たりなく対等にお話ができる場所。


それぞれ好きな定食、定番メニューがあったり、

お気に入りの席についてしっぽり食べる人もいたり。


でもいつの間にか挨拶を交わすようになり、

本当に下北の大所帯の一軒家のようでした。


二人の人柄があってこその空間で、

私自身、仕事としての姿勢を学んだ場所でもありました。


お父さん、お母さん、とん友の皆様、

本当に本当にありがとうございました。

またいつか会える日まで。


あれ?何か忘れていませんか?

10月末超えたらヘイトのこのブログって、ハロウィンでしょう?


ご覧の通り、

私にハロウィンを考える余裕など、これっぽっちもなかった。

"ヘイトのみんなでやろう"というざっくりした話のみ。


とん水への思いが強すぎて、次第にやる気は薄れて、

全くハロウィンのハの字も出なかった。

走行しているうちに28日、冨田瞳がこう口を開いた。


『オヨさん!私DJ入ったんで、ハロウィン辞めます!』


なんと、フォトジェニック顔が一人脱退を宣言。


もうこれは、神様に今年はもうええやん。と、

言われている気がしました。


もう考えるのはやめようと思い、

とん水の閉店まで、行ける限り身を捧げて出向いた。

29日で完食した私にようやくゆとりが生まれた。


胸にぽっかり穴が空いた所に、

30日の夜、

突然降りてきたのだ。




今までも何度も越えてきたではないか。

ギリギリでいつも生きていたではないか。



これだ。


私の中でビートが鳴り止まず、

思わずにやにやしてしまう。


その場ですぐに隣にいた小松にオファー。


もうニヤニヤした顔から、気がついていたようだ。

『絶対、言われると思いました!!!嫌だ!』

全身全霊全力で小松に振られた。


諦めきれずに帰り際にさりげなく『どう?』って言っても、

怖い!と言われ逃げられてしまった。


そうとなれば、まずは人選から。


元々やる気でいたヘイトガールズ、

マッキーを始め、カメちゃん、フクちゃんにはすぐにオッケーをもらった。


最後まで悩んだハマちゃんは、

明日どうなるか決まったら呼んでくださいとだけ言葉を残し、

31日は休みを取っていた。


主役が決まらない事には、我々動けないのだ。


そこで私は佐藤に連絡した。

詳しい事は伝えず、ひとまず健康状態の確認を行った上で、

誘いこんだ。

まずは髪の毛をセット。
来てみてびっくり、

メンズスタッフはひとりも参加しないではないか。


髪の毛を引っ張られて痛くて耐えられないのか、

それとも何か腑に落ちないのか、苦しいのか、

分からないが、私には気遣う間もない。


初めて見た方も多いかもしれませんね。

まだ入社間もないルーキー佐藤です。


『なんでもやります!なんでもやらせてください!

一日1時間でもいいです!』


募集もかけていないのに、人一倍のやる気と履歴書を持って、

乗り込んできて、

自分の体をヘイトにねじ込むように食い込ませて採用。

毎週日曜日にいるので、何卒よろしくお願いします。



さぞかし胸をときめかせてやってきた憧れの職場。 
は、はめられた。

まあ、そう言うな。

言ったじゃない

『なんでもやります!』

これがヘイトアンドアシュバリーです。


ハロウィン慣れした私は、さっさと自分の変身を済ませ、

佐藤の髪の毛を作り込む。




さあ、準備が整った。



向かう先の舞台は渋谷?

いや、ニューヨークのスラム街だ。


左からフクちゃん、オヨ、佐藤、亀ちゃん、マッキー

全員顔を黒くして、ポップな装い。

まあこの時点で何の仮装だか、わからなくたっていい。


実はこの時、周りには大勢の外国人がいた。

ここはハロウィンで賑わうスポットとは外れた所にある。


ハロウィンのロケーションは大切にしたい。


そこで私は、彼らを巻き込むことにした。


ねえ、君たちハロウィンはどうしたの?
ハロウィン?それより君なに人?

僕達はスリランカさ。

はっはっは、アイムジャパニーズ。

そんな事、重要かい?


一緒に踊ろうぜ!

 一緒に乾杯しようぜ!

ハロウィンだということもすっかり忘れてその場を楽しむ事にした。


さあみんなのファッションチェックに移ろう。

まずはファンタスティックレイヤードがプリティな






カメちゃん!
(全身私服)

え?いつも通りじゃない?
『このまま店頭立てますー!』

そうだよね。ただちょっと顔が赤いだけ。

いつも通りの直球カメちゃんで勝負しました。


お次はフクちゃん
どんなにサングラスで覆っても、

ハットを被っても、

美人が漏れてしまうのがこの女だ。
これまた亀ちゃんの私服に包み、

最後に私のファーコートを託した。

もうね、モテモテでした。

仲良くなったから、みんな一緒に写真撮りたくなっちゃう。


マッキーの何かマッキーが抜けきれないほどの個性。

どうしてだろう。

赤い色眼鏡の向こうに、

いつかどこか会ったことがあるような懐かしさがこみ上げる。

続いてハロウィン野郎のおでまし。

亀ちゃんから拝借した神々しいジャケットを我が物顔で羽織る。

今宵は珍しく白い歯をここぞとばかりに光らせた。


そして、頭の一部をマッキーのヒゲに委ねたおかげで、

上に立ち上げたアフロの形が気に入った。


同じ血を感じるね。

そして佐藤!

誰よりもノリノリだった。

何故かってスリランカからやってきた同じ世代の男の子が

日本で働いて頑張っているのだ。

『今日来てよかったっす!』

後悔しているのではないかと心配になっていた彼は、

すっかり、いや一番楽しんでいた。


後ろ振り返るとこれまた派手なジャケット。

実はこれもまたカメちゃんの私物である。

さあこれで全員と思わないでくれ。
実は我々には隠し玉がいる。

そう、彼女にはもちろん連絡済みさ。


私が夢中でシャッターを押す、その先は。


紅一点、いいオンナも連れてきた。


男?女?どっち?

我々が性別を問われる中で、

彼女だけただただ美しい女だった。

我々もハマちゃんに酒をすすめる彼らから、

守るのに必死。


安心しろよ!


とにかく一丸となったこの仮装、やはりテーマがあった。


お分かりだっただろうか。

ご存知ない方はこちら。



ポーズもちょっと雑だけど、お許し下さい!


気がつくのは僅かな日本人のみ。

やはりテーマ選びが重要だと言うことが身に沁みてわかった。


道をゆけばプリンス?ジャクソン?

声をかけていただくのは、外国人の方々だった。


"ジャパニーズコマーシャルキャラクター"としか

答える事が出来ないかった。


ハロウィンは一日にしてならず。


とん水で頭がいっぱいな私には茶碗の中の米粒になる事くらいしか

頭に浮かばなかった私は、


今まで培ってきたテーマがあったのに、

大切なことを忘れていた。

KISS

STAR WARS


Alice in wonderland


X-JAPAN



なんだかんだでハロウィン初めて5年目。


常に世界に通用するファンタジーを続けたい。

国境を超えたコミュニケーション、

それがハロウィンだ。


次はこの気持ちは絶対に忘れたくないようにしたい。


なにはともあれ、

今年もみんなのお陰で楽しいハロウィンを過ごすことが出来て

すごく嬉しかった。

どうしてもスタッフとやりたい。

いつだって私達なら出来るでしょう。

人を楽しませること、

そしてファッションを通じたコミュニケーション。


なによりチームワーク。

私とハマちゃん以外はまだ一年にも満たないスタッフだが

私にとっては何年いようが1ヶ月だろうが、

うちの一員になったら、変わらないファミリーです。

ジャイアンのような私の一言で集まった佐藤にも、

楽しんでもらえた事で一安心。

これからは安心安全よりよい職場の環境作りを努めます。笑


とん水が45年続けてきたこと、我々には到底足元にも及びません。

だけど気持ちは変わりません。


お客様へありがとうの気持ちを日々込めて。


ヘイトアンドアシュバリーは、

スタッフ一同、変わらず笑顔でお待ちしています!

今年も最後までお付き合いありがとうございます!

オヨでした!!!